女子ゴルフの畑岡奈紗が参加していたアメリカのツアー「ショップライト・クラシック」で失格になったニュースが大きな話題になっています。
張り切って臨んだアメリカツアーで一体何があったのでしょうか?
今回は畑岡奈紗の失格のニュースをまとめてみました。
畑岡奈紗のプロフィール
名前:畑岡 奈紗(はたおか なさ)
生年月日:1999年1月13日
出身地:茨城県
身長:158㎝
職業:プロゴルファー
畑岡奈紗がアメリカツアーで失格!原因はボールの捜索時間?
畑岡奈紗は2024年6月7日からアメリカのツアー「ショップライト・クラシック」に出場。
同ツアーでは海外からも注目を集める存在で、なんと初日は4位で通過。2日目以降も活躍の期待が高まっていたところ、ラウンド開始前に失格が言い渡されてしまいました。
彼女の失格はゴルフ規則に則ったもので、2日目にして早くも彼女のプレーは終了してしまいました。
失格になったのはゴルフボールの捜索時間
畑岡奈紗がショップライト・クラシックで失格になったのはゴルフボールの捜索にあてた時間。
彼女は初日に最終9番で茂みにボールを打ち込んでしまい、その捜索に制限時間とされている「3分」を超えていたことが判明しました。
そのため、彼女は2日目のラウンド開始前に失格が言い渡され、そのままプレーが終了となってしまいました。
ボールの捜索時間は映像で検証されていた
畑岡奈紗のボールの捜索時間についてはツアー側が映像で検証を行い、規定されている3分を超えていたことを確認。
これにより彼女はプレー違反があったとみなされ、失格という処分を受けることとなりました。
ちなみに彼女のボールの捜索時間は3分25秒だと検証の結果判明していて、この検証自体はアメリカのテレビ中継局のリポーターによる申し出がきっかけだったようです。
本来はボールの紛失で、1罰打を加えるだけでよかった?
畑岡奈紗はボールの捜索時間が3分を超えていたことで失格となりましたが、本来であればボールが見つからない場合、「紛失」したということで、1罰打を加える形でスコアを訂正すればいいのだそうです。
ですが、彼女のスコアは訂正されることはなく、ボールも紛失していないということで、そのままプレー。
ただ、ボールの捜索に3分以上かかっていたのは事実であり、それを指摘される形で今回失格処分を受けてしまいました。
失格された畑岡奈紗のコメントは?失格は受け入れている?
畑岡奈紗の失格はラウンド前に彼女がコースウォーミングアップをしていたときに言い渡されたようで、彼女は突然のことに茫然としていたようです。
通常であればそのまま2日目もプレーしていたはずですが、違反があった以上、こればかりは仕方ありません。
畑岡奈紗の失格に対するコメントは?
畑岡奈紗は失格を言い渡されたあと、「同伴競技者から言われたなら納得いきますけど…。外部の人に言われて、次の日にこういうことになってしまうのは、ちょっと納得がいかない。まさかこんなことになるとは思っていなかった」とコメントしています。
本人は相当に納得がいかなかったようで、ショックも大きいのではないかと思われます。
ただ、ツアー側も違反を無視することはできないため、こればかりはどうしても仕方ありません。
無念ながらも失格は受け入れている
畑岡奈紗は2日目のウォーミングアップ中に失格となってしまい、当初は「納得いかない」と語っていたものの、ツアー側の処分は受けているようです。
これは彼女もプロとしての自覚があるからだと思われ、悔しさもあると思われますが、次につなげるために気持ちを切り替えているところだと思われます。
畑岡奈紗は本当に違反していたの?ボール捜索の時間は誰が計った?
畑岡奈紗はボール捜索時間が3分を超えていることを映像から検証されて失格となりましたが、本当に違反はあったのでしょうか?
彼女自身も失格を言い渡されたときは「納得いかない」と語っていた以上、納得がいかないだけの理由もあったはずです。
畑岡奈紗のボール捜索時間は誰も計っていなかった?
畑岡奈紗がボールの捜索を行っていた際、ツアーの競技委員は誰も彼女がボールの捜索を行っていたのを知らなかったのだとか。
ただ、ボールがコース外へ出たアンプレヤブルについては彼女も競技委員へ問い合わせを行っていて、そのときはとくに捜索時間については何も言われなかったのだそうです。
そのため、初日はそのままプレーが続行されていて、誰も彼女が違反しているとは思ってもみなかったようです。
リポーターの申し出から検証されることに
畑岡奈紗のボール捜索時間についてはアメリカのテレビ中継リポーターから申し出があったため検証されただけであり、捜索時間が3分25秒というのはおそらく検証した映像からそう判断されたものと思われます。
そのため、彼女の捜索時間を検証したのはツアー側だというのはハッキリと伺え、そこに嘘はないと思われます。
本来映像だけでは違反にならない?
ゴルフ規定では「ビデオに映る事実が肉眼で合理的に見ることができない場合、そのビデオの証拠が規則違反を示していたとしても採用しない」というものがあり、これは本来であれば畑岡奈紗の映像もこれに当てはまるものと思われます。
ですが、彼女のボール捜索時間の違反を申し出たのがテレビ中継局のリポーターと言うこともあり、「信頼できる情報源」と判断された結果、失格と言う処分を下すことになったのだとか。
こうしたことはスポーツ業界では珍しくないものと思われ、選手側はどうしても立場上弱いため、どうすることもできないのではないかと思われます。
まとめ
今回は畑岡奈紗のアメリカツアーでの失格のニュースをまとめてみました。
彼女は当日は4位で通過で、プレー中もとくに問題などは無く、競技委員からの忠告なども無かったことがわかっています。
ですが、それでも2日目のウォーミングアップ中に失格となり、悔しさをにじませていました。
これからも彼女の活動を応援してあげましょう。